こんにちは!リンクです!
毎日暑いですね…
読書の秋には程遠いですが、本、読んでいますか?
「忙しくてなかなか本を読む時間がない」「みんなどうやって読書の時間を確保しているの?」「何を読んだらいいのか分からない」「読んでもすぐに忘れちゃう(何も残らない)」などなど、読書に関するこんなお悩みをお持ちの方に朗報です!
ワタクシ、【併読】という技を覚えました!RPG風。
【併読】とは、二種類以上のものを併せ読むこと
過去の私は、読みたい本を購入すると、その1冊を最後まで読みます。読み終わりました。
やっぱり読書って大事!心が豊かになった気がするわ!さて、次は何を読もうかな~~~
と考えているうちに月日は過ぎ、結局いつまでたっても次の本を読まずに数ヶ月。なんてことに…
まあ、それでいいならいいんですけど。私はもっと本を読みたい、読んで終わりではなくアウトプットもしたいんです。
そこで【併読】を試してみることにしました。【乱読】もよく聞きますが、乱読と併読は少し意味が違います。
(【乱読】の話は後ほど)
【併読】が気になった方はぜひ参考にしてみてください。
同時に何冊読めばいいの?
私の場合は、長編小説、新書、短編集、写真が多く載っている美術の本などで3、4冊です。
下の写真は、私が7月に読んだ9冊です。
『皇帝フリードリッヒ二世の生涯(上)』・『物語 カタルーニャの歴史』・『世界の10大美術館』・『フランス怪談集』を並行して読んでいました。
『皇帝フリードリッヒ二世の生涯(上)』は約500ページです。『物語 カタルーニャの歴史』は約300ページ、『世界の10大美術館』は263ページですが、名画がカラーで120点掲載されているので文字数は少なめです。数時間で読み終えます。目でも楽しめるので、文字を読むのが疲れたときの癒やしとなりました。『フランス怪談集』は460ページで12話の短編集です。この本は通勤途中に読んでいました。翻訳が合わず、読むのに苦労しました。
上記の3冊のうち、真っ先に読み終わったのは『世界の10大美術館』です。サクッと読めました。次はどの子にするか。『名画が描く 罪深き旧約聖書』にします。この本もミケランジェロ・ラファエロ・カラヴァッジョなどの名画がカラー写真で紹介されており、旧約聖書とは何かを教えてくれます。『世界の10大美術館』に比べると読むのに時間がかかりました。聖書は難しいですね。
『皇帝フリードリッヒ二世の生涯(上)』の次は(下)、『物語 カタルーニャの歴史』の次は『フランス人の性』・・・
という感じです。
基本的に、長編小説を1冊読み終わったら、次もまた長編小説。新書を読み終わったら次も新書です。
繰り返しになりますが、常に手元に数冊の本を用意しておくことが、たくさん本を読むコツだと思います。
何を読めばいいのか分からない
併読のデメリットは、同じような本を同時に読むと訳が分からなくなりますので、タイプの違うものを選んだほうがいいです。例えば、推理小説と自己啓発本とエッセイ。歴史小説と心理学の本と医療小説。など。
【乱読】とも似ているのですが、乱読は手当たりしだいに何でも読むイメージです。手当たりしだいに読むよりも、ある程度の自分なりの法則があった方が楽しいし、次の本を選びやすいと思います。
映画化されているものを読んでみる。海外のものにも挑戦してみる。
直木賞・芥川賞作品を読んでみる。その作家の違う作品も読んでみる。
池上彰さんの本を読んでみる。世界情勢に興味が湧いて、そこから視野が広がるかもしれない。
【併読】は、上記の3冊を並行して読むことです。もちろん続きが気になって一気に読んでしまうのはアリです。でもそうでない場合は、読むのに疲れたら別の本、キリのいいところで別の本、という風に気分を変えることで最後まで飽きずに読み終えることができます。そして、読み終えてから次の本を探すのではなく、読みたい本を数冊手元に置いておくことをおすすめします。3冊同時に読み終えることはまずないでしょうから、読み終える前に次の本を用意しておいてください。
いつ読むの?
- 朝出かける前に読む
いつもより1時間早く起きて出かける用意をします。余った時間に読みます。家を出る時間にアラームをセットしておくのを忘れずに! - 通勤途中や休憩中に読む
かばんに必ず1冊は入れておきます。電車の中で読みます。電車が遅れていても本を読みながら待つのも苦になりません。 - 待ち時間に読む
人との待ち合わせに少し早くつくように行きます。待っている間に読みます。 - 家でゆっくり読む
休みの日に、今日は読書の日と決めてひたすら本を読む日があってもいいと思います。 - 寝る前に読む
早めにベッドに入って本を読みます。翌日に支障が出ない程度にほどほどに~
読んで終わりにしないために
よく言われていることですが、やはりSNSに投稿するのが一番簡単なのでおすすめです。ツイッターやインスタグラムでハッシュタグをタイトルに付けて投稿すると、同じく読んだ人が見てくれるかもしれません。読書メーターやブクログのようなアプリも便利です。読んだ本の感想だけでなく、気になる本はどんどん本棚に入れていきましょう。短くても感想を書くことでアウトプットになります。
気に入った本と出会ったら、そこから視野を広げていきましょう。私の場合はヨーロッパが好きなので、中世ヨーロッパ→古代ローマ→キリスト教→聖書→ユダヤ人の歴史など、いろいろ派生していきました。
【併読】のメリットは、3、4冊のうち面白くない本があれば他を読めばいいところです。無理して面白くない本を読む必要はありません。読書が捗ると、次に何を読もうか考えるのも楽しくなります。
まとめ
1冊をじっくり読みたい人には不向きですが、興味がありましたらぜひ【併読】をお試しください。
レギュラーの本を3、4冊、控えにも3、4冊、さらにあと3、4冊あれば最適です。
たくさんの本を購入するのは大変なので、図書館やプライムリーディングなども利用してみてください。
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