【高性能チャッキー】『チャイルド・プレイ2019』のあらすじと感想【ネタバレなし】



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2019年7月19日に日本公開となりました『チャイルド・プレイ』の感想です。

 

概要

1988年に初めて登場した『チャイルド・プレイ』から全7作が制作され公開されました。
そのチャイルド・プレイのリブート版を『IT/それが見えたら終わり』の制作陣が手がけ、チャッキーの声をスター・ウォーズのマーク・ハミルが担当しました。過去作からチャッキーの設定が大きく変えられており、いままでのチャイルド・プレイは全くの別物と考えるべきです。元祖チャッキーは、殺人鬼の魂が乗り移ったものでした。それが、ハイテク人形となって現代に登場するなんて、それだけで笑えるしわくわくします。

 

登場人物

チャッキー マーク・ハミル(声)
アンディ ガブリエル・ベイトマン
カレン アンディの母親でシングルマザー
シェーン 母親の彼氏
マイク 刑事

 

あらすじ

アンディは誕生日にバディ人形を贈られました。AI搭載、高性能カメラとスピーカー搭載、スマホから遠隔操作もできるし学習能力も備えたハイテク人形でした。しかし、その人形は不良品だったのです。
「学習能力がある」というのが今作のキーワードでもあります。アンディのために良かれと思ってする行動が、全て残忍です。友達のいないアンディとチャッキーは次第に仲良くなっていきます。アンディたちが昔のホラー映画を観ながら大笑いをしているのを見て、チャッキーは映画と同じようなことをします。アンディが喜んでくれると思ったのです。
どんどんエスカレートしていき、チャッキーの暴走は止まらない…

 

感想

実は、私はこの『チャイルド・プレイ』をかなり楽しみにしていました。そのため、Y予告動画は見ないようにしていましたし、ポスターのチャッキーは顔半分が見えないものでしたので、映画で初めて新しいチャッキーの顔を見たときの衝撃はすごかったです(笑)
昔のチャッキーより2割増で可愛くない顔。口角が上がっていて不気味さは3割増。
「ボクの名前は?」に「ハン・ソロ」とアンディは言ったのに、何故か「チャッキー?ボクの名前はチャッキー」という。突然「You are my buddy ~♪」と歌い出すチャッキー。そんなん笑うに決まってるやん。絶対笑わせにきてますよね?
電気で動くものはなんでも操作できるチャッキーすごい。「チャッキー、テレビつけて」「チャッキー、音楽流して」見た目が可愛ければ私も欲しいです。
AIの暴走という食傷気味なテーマも、ホラーでチャッキーなら新鮮です。笑える箇所も多くて良かったです。
かなりグロいシーンもあるので苦手な方は注意してください。R15+となっております。
男子高校生や女子高生も観に来ていました。若い人で元祖チャイルド・プレイを観たことある人は少ないかもしれませんが、観たことなくても全く問題なしです。面白いのでホラーに耐性があれば観てほしいです。
チャッキーの歌う『The Buddi Song』が頭から離れません。

 

まとめ

チャッキーをAI搭載人形に仕上げて成功だと思います。一般的な家庭にもスマート家電が当たり前のようにある時代です。怨霊やゾンビを「あり得ない」と笑っている人も、AIの暴走は「あり得なくもない」と感じるのではないでしょうか。暴走するチャッキーを止めようと団結する子どもたち。友達がいなかったアンディに、本当の友だちができてよかった。笑えるところはたくさんありますが、いわゆるお馬鹿映画ではないし、原作へのオマージュも感じられる作品だと思います。おすすめ度★★★★☆

 

あわせて観たい映画

『チャイルド・プレイ』
1988年に初めてチャッキーが登場。
殺人鬼チャールズ・リー・レイは、死の間際に売り物の人形に魂を宿しました。その人形を贈られたのがアンディです。

『IT/それが見えたら終わり』
スティーブン・キングのホラー小説『IT-イット』が1990年に映画化され、2017年にリメイクされたものがこちら。赤い風船を持ち、子どもたちに近づく不気味なピエロ。怖いです。

『ライト/オフ』
『チャイルド・プレイ』2019でアンディを演じたガブリエル・ベイトマン君が出演しています。
こちらも怖いのでぜひ観てみてください。

『アナベル死霊館の人形』
実在する呪われた人形アナベル。『死霊館』を先に観るのをオススメしますが、こちらにもガブリエル・ベイトマン君が出演されています。

 

 

 

 



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