こんにちは!リンクです(・∀・)
『世界の絶景お城&宮殿』というお気に入りの本から、気になるお城や宮殿と、私が訪れた【ノイシュバンシュタイン城】【アルハンブラ宮殿】【トレド】【コルドバ】の写真と一緒にご紹介したいと思います。
写真が多くてすみません!
世界中の美しいお城と宮殿が77カ所紹介されています。
メルヘンなお城、ロワール渓谷の古城、巨大宮殿、戦闘要塞、城塞都市、廃城
上記6のカテゴリーに分けられています。
表紙はドイツのノイシュヴァンシュタイン城で、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになっています。
目次
メルヘンなお城
ドイツ【ノイシュバンシュタイン城】14P
2019年9月に行ってまいりました。
断崖絶壁の吊橋の上から写真を撮ると、まるでパンフレットのようにバッチリな写真を収めることができます。
下から撮った写真です。
お城の中は写真はNGだったので残念ですが、内装も上品でとても素晴らしかったです!
もう一度訪れたいお城です。
ノイシュバンシュタイン城は、バイエルン国王ルートヴィヒ2世により19世紀に建てられました。意外と最近建てられたお城なんです。ルートヴィヒ2世は、戦争や政治に嫌気が差し、現実逃避をするためこの城で引きこもりました。
ドイツ【ホーエンシュヴァンガウ城】18P
ホーエンシュヴァンガウ城は、ルートヴィヒ2世が幼少時代に過ごしたお城です。
こちらは写真を撮っただけで訪れませんでした。
ルーマニア【ブラン城】28P
ドラキュラ城のモデルです。全然メルヘンじゃないですね。
実際に住んでいたのはヴラド3世の祖父ミルチャ1世で、ドラキュラ伯爵のモデルとなった残忍な「串刺し公」ヴラド3世自身は、ブラン城に住んだことはなく、囚われの身となった際に2ヶ月間だけ幽閉されていたそうです。ヴラド3世が実際に住んでいたのは『ポエナリ城』で、そのポエナリ城こそがドラキュラ城だとも言われています。ヴラド3世の最初の妻がポエナリ城から投身自殺をしました。巨匠コッポラの映画『ドラキュラ』では、妻の死をきっかけにヴラドは吸血鬼となったように描かれています。ゲイリー・オールドマンが哀しくも美しいドラキュラ役を演じています。
イタリア【デル・モンテ城】30P
建物全体が数字の「8」に関係していて、8角形の庭に8つの8角形の塔が取り囲むという独特の構造です。
この不思議な城を建てたのは神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世。彼は南イタリアに200以上もの城を建て、デルモンテ城は最後の城として、13世紀ごろに造られました。世界遺産に登録されています。
ロワール渓谷の古城
フランス【シャンボール城】38P
ロワール渓谷の数百の古城のなかでも最大規模です。当時の国王フランソワ1世によって建てられました。
城の中央に配された二重らせん階段は、上る人と下りる人がすれ違うことのないように巧妙に設計されており、王と交友の深かったレオナルド・ダ・ビンチの発想を取り入れたものと言われています。
こんなに立派で素敵なお城なのに、部屋が広くて天井も高すぎて暖房が効かず、居住には向かなかったそうです。
巨大宮殿
オーストリア【シェーンブルン宮殿】56P
言わずと知れたシェーンブルン宮殿ですが、私はこのような左右対称の建物より、少し変わった形の方が好きです。しかし、ハプスブルク家フェチとしては、死ぬまでに一度は訪れたいです。
マリア・テレジアをはじめ、ハプスブルク家の歴代君主が離宮として使用していた宮殿です。世界遺産に登録されています。
チェコ【プラハ城】72P
プラハ城は最も古くて大きな城としてギネスブックに載っています。
城なのに『巨大宮殿』のカテゴリーなのはどうして?と思って調べてみました。なにせ広大な土地に、大聖堂、教会や修道院に宮殿も含まれているらしいです。プラハには『世界で最も美しい図書館』があるといわれる「ストラホフ修道院」もあります。
ロシア【エカテリーナ宮殿】76P
青と白の外観がとても可愛いです。エカテリーナ1世が造らせました。内装も素敵です。
「王冠をかぶった娼婦」と呼ばれたロシアの女帝エカテリーナさん、興味あります。
ロマノフ家については、これから勉強したいと思っています。
スペイン【アルハンブラ宮殿】66P
2018年の10月に行ってきました。
アルハンブラ宮殿のあるグラナダは、15世紀まで存在していたイスラム王朝の首都でした。
1492年にスペイン帝国に征服され、そこからキリスト教によるスペイン統一の基礎を築きます。
アルハンブラ宮殿はイスラム建築の傑作と評され、キリスト教の手に渡ってからも、壊されずに現在まで残っています。それどころか、神聖ローマ皇帝カルロス5世(後のスペイン国王カルロス1世 ややこしい)がアルハンブラ宮殿をたいそう気に入り、その地にカルロス5世宮殿まで作ってしまったというお話です。世界遺産に登録されています。
戦闘城塞
イギリス【エディンバラ城】102P
これぞ要塞って感じです。エディンバラ城は、スコットランド王の居城として7世紀に創建されて以降、度重なるイングランドとの戦争により次第に要塞化し、スコットランド軍の拠点として強大な防衛力を誇りました。
悲劇の女王メアリー・スチュアートの部屋など、見どころ満載。エディンバラの旧市街地と新市街地が世界遺産として登録されています。
映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』もおすすめ!
城塞都市
フランスの【カルカソンヌ】116P
まるで進撃の巨人の世界です。
3kmにも及ぶ城壁や53もの塔は、いったい何から守っていたのか?
スペインとの戦争と、イングランドとの戦争です。
カルカソンヌはフランスの南部、スペインとの国境近くに位置します。世界遺産として登録されています。
スペイン【トレド】126P
行ってきました!中世のまま時が止まったような雰囲気の古都トレド。
1561年にマドリードに首都が移されるまで、政治経済だけでなく、文化・芸術の中心地として大いに栄えていました。その結果、トレドにはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の文化が混在した、独特の町並みが形成されていきました。トレド大聖堂は、スペイン・カトリックの総本山であり、宗教の頂点としての地位を誇っています。旧市街地が世界遺産として登録されています。
微笑んでいるマリア像は非常に珍しいそうです。
スペイン【コルドバ メスキータ】123P
メスキータはスペイン語でモスク(イスラム教の礼拝堂)のこと。
コルドバを西方のメッカとする目的で造られた世界最大級のモスクです。
ヨーロッパにおけるイスラム文化の最重要モニュメントといわれるメスキータ。
キリスト教徒が権力を握ってからは、イスラム教とキリスト教が混在した不思議な建築となっています。
アルハンブラ宮殿と同様に、破壊されることなく、現代まで残されているのは素晴らしいことですね。メスキータやユダヤ人街を含む歴史地区は、世界遺産として登録されています。
廃城
スロバキア【スピシュスキー城】141P
お城の建造は12世紀。時代ごとに代わった城主によって増改築が繰り返され、最後の保有者も18世紀初頭に手放しました。その後、火災にあって廃墟と化しましたが、20世紀になって再建されました。
『ドラゴンハート』や『ラストレギオン』などの映画のロケ地にも使われているそうです。
どうりで!ゲームの世界にも出てきそう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?世界のお城と宮殿。どれも美しすぎてため息が出ます。
贅を尽くしたお城や宮殿も素晴らしいけれど、城塞も大好きです。
お城や宮殿を調べると、歴史も知れて面白いです。死ぬまでに行きたいところがいっぱいです。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
写真の殆どはフリー画像素材のpixabayさんからお借りしています。美しい写真がいっぱいで、見ていると時間を忘れてしまいます。ありがとうございます!
ベルサイユ宮殿に訪れたこちらの記事も良かったら読んでいただけると嬉しいです。
ではまた!
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